「白い春」 育宝進学塾 入間教室
昨日、「白い春」という2009年放送のドラマを一気に見返しました。
放送当時も見ていたのですが、また年を経て見返すと、当時とは感じ方が少し変わりました。
見ていた当時は阿部寛さん演じる主人公「佐倉春男」という役の不器用さに魅かれて見ていたのですが、今回見ると、他の役の心情や視点を感じ、このドラマの伝えたいことはもう少したくさんあったのかなと思いました。
ここからは少しネタバレです。
当時の恋人「真理子」の病の治療費を稼ぐために、春男は罪を犯し、刑務所に服役をします。出所後、真理子は亡くなったことを知り、亡くなる前に結婚した男「村上康史」との間に「さち」という子がいることを知ります。
この「さち」が実は春男と真理子との子であるのですが、さちを中心に育ての親である康史や真理子の妹さんからの視点や、主人公の春男がさちやかつての恋人真理子を思っての心境の変化など、言葉だけではなく表情や間で伝える演出などが、実に心に残りました。
人への想いや生き方を考えさせられるドラマだと思います。