夏の読書のススメ 育宝進学塾 入間教室
本格的に暑くなり、外に出るのが難しくなってきました。
みなさん、熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいね。
さて、少し早いですが夏休みのお話です。
約1か月半の夏休みの間に、生徒たちにぜひやってほしいのが「読書」です。
「文を読む、読み取る」という力はどの子にも等しく必要な力です。
よく生徒に「将来勉強ってなんの役に立つの?」と言われることがありますが、前述した力は大学に進学しても就職しても必要になります。
そのためコツコツ身につけたいのが「読書」の習慣です。
今回は文章が好きな子や苦手な子どちらにも向けて、いくつか本を紹介してみようと思います。
まず本を読むのが苦手な子におススメなのが短編です。
・ボッコちゃん(星新一)
・東京百景(又吉直樹)
この二つは1~2ページの短編が何話もあるので、詩を読むように気軽に読むことが出来ます。
物語を読むのが苦手な子におススメなのはエッセイです。
・もものかんづめ(さくらももこ)
・時をかけるゆとり(朝井リョウ)
文体も堅苦しくなく、内容も家庭の話や学生時代の話なので実際のページ数より短く感じると思います。
文章を読むのが好きな子におススメしたいのは
・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ)
・夏の庭 the friends(湯本香樹実)
・十二国記(小野不由美)
じっくり読む時間があるからこそよく考えてみてほしい内容がつまった作品です。
いくつか本を紹介しましたが、一番大切なことは好きな文章に出会うことです。
オムニバス作品や、自分が好きなアイドルが好きな本など、入り口はどこでもいいのです。
ぜひたくさんの文を味見してみて、好きなものから読み進めてもらえればと思います。