入試の先にあるもの 育宝進学塾 入間教室
ようやく涼しくなり始め、秋めいてきましたね。
昨日10月13日(日)、当塾では保護者会が行われました。
10月20日(日)にも同様の内容で開催いたしますが、その中の内容で特にお伝えしていくべきだと思ったことをお話いたします。
いま中学生は中間テストが終わり、結果に一喜一憂しています。
そして私たちは生徒面談を行い、計画を一緒にたてたり結果を分析して課題を出したり、各々に必要なことをさせているところです。
テストの話をしていると必ず、内申や高校入試の話になっていきます。
それはテスト結果が内申に影響し、内申が高校入試の合否を大きくわけるためなのですが
ともすると私たちは、年5回の定期テストの度に高校入試の合否を意識していることになります。
そうして過ごしていると、つい忘れてしまいがちになるのが「なぜ高校に行くのか」というところです。
どなたも大学や就職など、高校の先のことを考えて志望したはずなのに、いつのまにか入ることが目的になってしまっていくのです。
そうなってくると、高校に入ってからの目的がなく勉強する気がなくなってしまったり、高校の進路学習で戸惑ったりということが起きるのです。
今は大学入試が変わってきており、中3の一般入試でほとんどの子の進路が決まるというものから、ほぼ5割の以上の子たちが推薦入試で合格するものに変化しています。
そのため「高校の進路指導も私の頃より大分前倒しになっているな」と実際、高校生と話していて思います。
推薦のために評定平均も高1からとっていかなければならないため、より学校以外での「演習を積む」時間が必要になってきます。
そのうえでも、いかに高校合格後もモチベーション高く勉強を続けていけるかが大切になるのです。
とはいえ、やはりここからどんどん、保護者の方もお子様も合否が気になってくるかと思います。
「合格しないとまだそんなこと考えられない」
それが正直なところだと思います。
ですので「高校に合格する」という目標はそのままで、そこに少しだけ付け足してみてほしいのです。
「この高校に行ったらこういうことをしてみたい」という風に。
これから勉強量が増え、身体共に負荷が大きくなっていきます。
だからこそなるべく、楽しみたい高校生活を思い描いてみてほしいのです。
不安な時はいつでもサポートいたしますので、ぜひここから先の山場をいっしょに乗り越えていきましょう。