勉強の点検の仕方 育宝進学塾 入間教室
急に肌寒くなり、冬用の服を出し始めましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
体育祭や合唱祭の疲れ等で、体調を崩す生徒もチラホラいます。
ここから期末テストへ向けての勉強が始まっていきますので、ぜひ体調を整えて臨んでほしいと思っています。
さて今、私たちは生徒面談と保護者面談の真っ盛りです。
その中で話題でたまにあがるのが「あんなに勉強したのに」というお話です。
テストで悪い点数をとったとき、次は取り返さないと!と頑張って勉強したとします。
そこで結果が出ればそのまま「やってよかった!」という風になると思うのですが、
たまにあるのが「やったのに点がとれなかった」という話です。
その原因はいくつか考えられます。
・そもそも時間が足りていない
・やり方がよくなかった
・成長過程の下がり幅の地点だった
時間が足りていない場合は、単純に時間確保が課題になりますのでスケジューリングが目下の課題です。
やり方が良くなかった場合よくあるのが、答え合わせをやるだけで満足している。
これは答え合わせの本質が「解説の理解」だという点が不十分なので、教科ごとに正しい答え合わせのやり方を指導していきます。
そして最後の成長過程の下がり幅のお話ですが、これはインプットをたくさんすると一時的に処理が追いつかなくなり
前よりも下がるというお話です。
何かを判断するとき、たくさん情報があると迷ってしまい正答率が下がるというデータがあります。
これは新しい情報を手に入れると、今までは思いつかなかった候補が浮かんできて迷ってしまうという現象です。
ここで「やっぱり勉強しても意味がなかった」となってしまうと、結局知識の整理がされないので
「勉強しても意味がなかった」だけが残ってしまいます。
しかし、この現象は本来大きく成長するためのバネ部分になるので、その時こそ勉強をして知識の整理をする時なのです。
この聞かれ方をしたらこれだ!という風に、知識を整理できれば得点アップはすぐそこです。
このように私たちは日々生徒達を見ながら、今この子はどの段階だろう、何が障害なのだろうと分析しながら指導しています。
ご家庭で不安な点がありましたら、いつでもご相談ください。