なんでもないような事がつながる面白さ 育宝進学塾 入間教室
「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へ」
少し前の土曜日。11月16日は藤原道長がこの歌を読んだ月と、ほとんど同じ月が見られる日だったそうです。
人より歴史が好きな方だと思っていますが、歴史や古典など昔からあるものを学んでいると、
ふいにはるか遠い時間とつながったような気がする時があります。
よく「なんで勉強しなければならないんだろう」と問いかけられますが、
そんなとき塾先生としては「必要だから」と答えます。
しかし、このように知識が現実としてたちらわれて、会ったことも見たこともないものを追体験できたとき。
私は本当に「勉強をしていたから楽しい」と思えています。
今の生活のいたるところに、子供たちが勉強しているものが見えないけれど息づいています。
子供たちにもぜひ何かの拍子に、この楽しさと幸せに出会ってほしいと思い、いつも心に知識の種をまいています。