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この冬を充実したものにするために 育宝進学塾 入間教室

本格的に寒さが厳しくなって、冬めいてきた今日この頃。

育宝では日々の授業やテスト対策「理社マラソン」に邁進しています。

 

早いところはそろそろ結果が返却されるのではないでしょうか。

2学期も残りわずか。この学年の折り返し地点です。

この学年をどう締めくくるか、また中学3年生はどのような将来になるのか。

大きな分かれ目にいます。

 

「働きアリの法則」というものをご存じでしょうか。

この法則は長谷川英祐準教授(北海道大学大学院農学研究院)が2012年に『働くアリだけのグループにしても働かない個体が現われることを証明』の中で明らかにされたものです。

簡単にこの法則について説明させていただくと、「アリのコロニーの中での働きアリの働き度には大きなバラつきがあり、それは働くアリだけもしくは働かないアリだけのグループにしてもバラつき度合いは変わらず、産卵能力や年齢とも関係ない」というものです。

この割合は、「よく働くアリ2割、普通に働くアリ6割、あまり働かないアリ2割」と、よく働くアリだけのグループにしても変わらないそうです。

この法則の話を聞いてどう思われましたか。

お子様やご自身、周りの方を思い浮かべられましたでしょうか。

進んで勉強されるお子様や、お家ではほとんど勉強をされないお子様、様々いらっしゃると思います。

この法則の大切なところは、今その子がよく働くアリなのかあまり働かないアリなのかではなく、「その子にどのように働きかけられるか」だと思います。

なぜならどのように働きかけるかで、どのアリにもなりうるからです。

ちなみによく働く2割には、実現できそうな高い目標をあたえたり、責任のある役割をあたえるアプローチ。

普通に働く6割には、モチベーションを高めるために学ぶ機会をあたえたり、よく働く2割との交流。

働かない2割には、成果が上がらない理由の振り返りや、積極的になれない理由の究明といった先入観を持たず平等なアプローチが重要だそうです。

どのようなタイプでも、適切なアプローチを必要としているのです。

 

この冬も、生徒一人一人をしっかり見つめて、その子にあったアプローチを行っていきます。

生徒たちがどこまで伸びていくのか、冬期講習の準備をしながらわくわくしております。