受験はスタート 育宝進学塾 入間教室
いよいよ12月も中頃になり、中学3年生たちがそわそわし始めました。
私どもも気を引き締め、大仕事にとりかかる準備は万端です。
つい最近まで年賀状を生徒へ向けて書いていたのですが、書いていて感じたことがあります。それは「受験はゴールではない」ということです。
下は年中から上は高校生まで、幅広い学年の子たちが当塾には在籍しています。
その歳、その学年、その子のことを考えながらメッセージを書くのは、正直骨が折れる仕事です。しかし、一人ひとりと向き合いどんな言葉をかけようか、と考えることは非常に有意義でした。一年の良い締めくくりになったと思います。
さて、話を戻すと中学3年生に向けて何を書こうか考えていた時、ふと今の子たちが高校生になった時のことを考えました。つい私たちは「高校受験」をゴールと思ってしまいますが、その先の人生の方がはるかに長いではないか、そこはまだ人生のスタートなのではないか。
そう思いました。
初めて自分でつかみ取る大きな選択。それは大きな自立の一歩です。
その結果がどうであれ、やり遂げることできっとどの生徒も大きく成長するでしょう。
私も高校と大学で受験を経験したので、第一志望に合格したこともあれば不合格だった時もあります。どちらの結果になったとしても、一番大切なのはそのあとどう過ごすかです。
よく「過去は変えられないが未来は変えられる」といいますが、私はそれを次のように解釈しています。
「起きたことは変えられないが、未来の行動で過去の印象は変えられる」
どんな結果になったとしても、そのあと大きく成長できればこれでよかった、そう思えるようになります。ぜひどの子にも受験を乗り越え、その先も成長していってほしい、つまずいた時には全力でサポートしたい。
そのとき 塾はいつでも頼れる味方であり続けよう、改めてそう思った出来事でした。