エビングハウスの忘却曲線というものをご存知でしょうか？

これは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが人間の長期記憶について研究した結果、出されたものです。内容は、アルファベットを暗記させ、その後どれだけ記憶を保てるかというものです。結果は２０分後には４２％忘れていたそうです。

また、２０１３年に行われたカナダのウォータールー大学の研究では、以下の結果が出ています。

　①復習しなければ１ヵ月後にはほとんど忘れてしまう

　②２４時間以内に復習すれば、１０分の復習で１００％の記憶に戻る

記憶してから復習するまで時間が空けば空くほど、思い出すのに時間がかかってしまいます。

お子様が塾で新しい内容を習った際、その日の内か次の日に復習をすると、１０分程の復習で元の記憶に戻すことが可能です。

習ったら即日復習する習慣を付けることで、一夜漬け等の短期記憶から長期記憶へと変えることが出来、お子様の定期テストや受験の際の勉強効率を格段に上げることが出来ます。

習った事を忘れてしまう方や、定期テストや受験の勉強法で悩んでいる方は、復習の目安として是非活用してみてください。