失敗しないことより大事なこと 育宝進学塾 入間教室
まだまだ寒い日が続きますが、日の入りがだんだんと遅くなってきました。
春がもうすぐそこまで来ているのでしょうか。
さて、中3の生徒たちは初めての私立入試を終え、いよいよ県立入試もすぐそこです。
今まさにこの瞬間もラストスパートをかけ、勉強に励んでいます。
中1中2の生徒達も学期末テストが今月末に控えていますね。
私たちはそんな中、保護者面談の真っ最中です。
保護者の方とお話していると、その子の家でのご様子や保護者の方の思いや不満、様々なものが見えてきます。
ほとんどの保護者の方の願いは「勉強に自主的に取り組み、成績をあげる」これではないでしょうか。
携帯やゲームをせずに勉強をしてほしい、テストや通知表でいい結果を出してほしい…などなど
大切に思われているからこそ、こうなってほしい、こういう失敗はしないでほしいなど、もどかしく思うことも多々おありだと思います。
そんな時にぜひお家で声かけしていただきたいのが、「出来たことをほめる」ということです。
ほめるところなんてないです!そう思われるかもしれませんが、見つけるのではなく意地でも作りましょう。
毎回毎回すべてのことが上手くいくということは、かなり難しいことです。そして、上げ続けていくことはさらに難しいです。
必ず上がり下がりがあります。
勉強でもそうですが、何事でも大事なのは失敗しないことよりも、失敗しても立ち上がれることではないでしょうか。
そんな時に「出来たことをほめる」ことがきっと生徒たちの力になるはずです。
「宿題がまだ終わっていない」ではなく「あとここまでで宿題が終わるね」
「またここ間違えている」ではなく「ここは間違えやすいから気をつけよう」などなど
否定ではなく肯定での声かけをぜひ積み重ねてみてください。
きっと目には見えないですが、生徒たちの中に積み重なり立ち上がる力を与えてくれるはずです。